こんにちはゆーすけです。
ビール飲んでますか!?
タイトルにある通り、ドイツのラガービールで、ヤギのキックのように強いビールがあると耳にしたので、早速調べてみました!
今回はそのお話をしていきたいと思います。
ドイツの伝統的なビール
ハイアルコールのラガービールで、14〜15世紀ごろに北ドイツで生まれた“ボック”と呼ばれているスタイルがあるんです。アインベックと言う街で生まれたこのスタイルは「ヤギのキックのように強い酒」が語源とされています。その為か、ラベルにはヤギの絵が描かれていることも、、、。
確かに強いアルコールを持ったこのスタイルは、もっと細かく分類されます。
では紹介していきます。
ボックスタイルの種類
トラディショナルボック
こちらは古典的なボックスタイル。6〜8%の度数で、ホップ感は控えめでしっかりとした麦芽の香りが強め。色も濃く、銅色から深い茶色。
ヘレスボック
トラディショナルボックとは違い、液体の色は薄くホップフレーバーも中程度持ち、強い麦芽の香りが特徴。度数はトラディショナルボックとほぼ同じくらい。別名マイボックとも呼ばれる。
ドッペルボック
こちらはさらにハイアルコールにした、ドッペルボック。ドッペルは英語にするとダブル。アルコール度数は6.5%〜8%で、ロースト麦芽の甘みが際立つスタイル。
アイスボック
ドッペルボックをさらに強くしたスタイル。
醸造過程で、なんと一度凍らせ、凍った水の部分を捨て、アルコール度数を強めてあるんです。アルコール度数は8.6〜15%ほど。甘みも強いがアルコールも強い。麦芽の香りはさらに際立ち、温度が上がるにつれてどんどん表情をかえる面白みのあるビール。
しかしまぁ、発想がすごい。
ヤギのキックのように強いドイツのラガービール
14〜15世紀に、北ドイツで生まれ、17世紀には醸造家が南ドイツに連れていかれたために、現在では南ドイツの代表的なビールとなっているビール。ラガーは飲みやすいって思っていると、まさにキックを食らったような衝撃が走るビールなのは間違いありません。
「15%なんて、ウイスキーに比べたら大したことないじゃん!」なんて思ったあなた。
一度飲んでみたら、 “ヤギのキック”の意味がわかると思いますよ。
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