世界で一番古い法律!ビールの法律!〜ドイツのビール純粋令について

こんにちはゆーすけです。
ビール飲んでますか!?

ドイツには「これがビールと呼べるものだ!」と言う法律が存在するそうです。
ビールを語る上で外すことのできないこの法律について、今日はお話ししていきたいと思います。

去年で制定から500年!


ビールの品質を保ち、かつ高品質なものにするためにできたこの法律は、なんと世界一古い食品関係の法律でもあります。2016年には制定500年を迎え、今もなお効力を持っています。

その内容とは


「ビールには、成分として大麦とホップと水だけが使用されねばならない」(後に酵母の使用も加えられる)
なんと大雑把な!!
しかし、現在もこれが守られていると言うんだから驚きだ。
加えて、1マース(約1リットル)の価格も設定されており、以上を破ると造ったビールの樽ごと全て没収と言う罰則も付加されていたようです。

純粋令の背景には


現在でもそうですが、新しい法律ができるということは何か裏があるはず。
表向きは、当時のビール品質が粗悪だったので品質の向上と、食料確保の観点から小麦とライ麦の使用制限が目的だった。
しかし、そうなると南ドイツのヴァイツェンはどうなる?
小麦で造ってるじゃん。

やっぱりあったよ、裏事情
宮廷醸造所や一部修道院での醸造には、小麦のしようが認められていた!
そのため、貴族や一部の富裕層が独占、莫大な利益を産んでいたそうです。ヴァイツェンが貴族のビールと呼ばれるのはここに起因するようです。

実は細かい取り決めがある!


上で「大雑把!」と言いましたが、実は結構細かいんです。
大麦を原料として使う場合は、下面発酵での醸造をしなければならず、
小麦、ライ麦を使う場合は、上面発酵での醸造をしなければならない。
とまで書かれているんです。
このビール純粋令は後に法制化され、現在に至ります。国内醸造かつ国内消費の商品に限って適用され、国外輸出専用またはドイツへ輸入されるビールには適用されません。

世界で一番古い法律!ビールの法律!〜ドイツのビール純粋令について


ドイツでできた、ビールの品質を高く保つための法律で、まさかの500年前に制定された世界で一番古い食品関係の法律でした!
これ以前には、コストを下げるために原料を減らし、味の悪さをごまかすために高いアルコールにしたり、人体に影響のある原料を使ったり散々な品質でした。
しかし、このビール純粋令のお陰でドイツは押しも押されもせぬビール大国となったんでしょう。
現在では、非合法化され条例として残っているような状態ですが、ドイツの醸造業者はビールをドイツの伝統の食文化と考え、守り続けています。消費者ももちろん支持。今後も残り続けていく法律であってほしいと切に思います。

関連記事

  1. 1〜3月の開催まとめ!2018年ビールフェスの開催情報解禁!クラフトビールやオクトーバーフェスト、肉フェスなど!

  2. フレーバードビアってなんだ?〜ココナッツ/テキーラ/大麻/コカレロ!??

  3. ビール用語集!クラフトビールを知るなら用語を知れ!あなたの疑問に手が届くビール辞典

  4. ヤギのキックのように強いドイツのラガービール

  5. プレミアムモルツ/黒ラベル/スーパードライ/一番搾り/エビス/香るエール。日本のビールの主要銘柄のビアスタイルについて。

  6. やばいビール?アメリカで輸入禁止になったビール!美味すぎるベルギービールの謎

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。